結婚するために婚活をやめる!? そのB

結婚するために婚活をやめる!? そのB

「一人だけの人生」にマイナスのレッテルを貼らない

 

前述のような、すれ違いというものは、一般的なカップルにもよくあることです。

 

もしかしたら、これを読んでいるあなたは[そんな極端な]と思うかもしれません。

 

私ぱ外国に行くわけじゃないし、この涼子さんのようにはならないと……。

 

外国だろうと国内だろうと関係はありません。

 

人間は精神的な生き物です。

 

自分のなかに「自己矛盾」が生じ、本当の自分が心の底から「同意」できない状態の生活は、どこかで必ずガタがきます。

 

夫が毎日残業で、平日に一緒にごはんを食べる時間がない、ということだけでノイローゼになってしまった女性もいます。

 

夫の帰りが遅くて、一人で待っているのがつらいというのです。

 

結婚式を挙げていないことが理由で、不安に押しつぶされそうになってしまった女性もいます。

 

夫が再婚で、別れた妻とのあいだに子どもがいたケースでは、養育費を支払いつづけていることが結婚したあとにボディーブローのように効いてきて、自分がいろいろ我慢しているのに、自動的に知らない人のところにお金が流れていく現実を受け入れられなくなってしまった妻もいます。
精神のあり方が健全でなければ、誰と一緒になっても、平穏で安心できる結婚生活はやってこないのです。

 

私か何を言いたいか、おわかりですね。

 

あなたが輝くためには、婚活以前に、男に関係なく「やること」があって、確実にそれに取り組んでいる必要かおるということを言いたいわけです。

 

彼が忙しくしていて、あなたと過ごす時間があろうがなかろうが、さびしく感じようが何だろうが、それはそれ。

 

結婚生活とはそういうものなのです。

 

けれども、あなた自身がいきいきと、充実できる何かを持っていれば、それがあなたの心に不健全な影響を与える比率はとても少なくなってきます。

 

つまり、結婚していてもいなくても、あなた自身が「一人」の人生を肯定的に受け入れられなければ、結婚したところでうまくいきませんよ、と言いたいわけです。

 

「一人だけの人生」に、「売れ残り」だったり「さびしい人」というマイナスのレッテルを貼ってしまったのは誰でしょう。

 

そんな、どこからともなく垂れ流されてくる情報に左右されてはいけません。

 

一人の時間を充実させることこそが、長い人生を最も充足させる道なのです。

 

いちばん好きな自分になっていること

 

ですから、男を求める前に、自分の置かれている環境、自分のおり方、生活の仕方などの全般に、自分が深く「同意」できている必要があります。

 

最も望ましいのは、自分の心を引き上げ、充実感を与えてくれることに取り組んでいる状態です。

 

それこそが輝きを放つ秘訣ですし、人生のパートナーを探している世の男性たちが魅力を感じる女性の姿だからです。

 

もし、いま、それがないとしたら、まずは、それを探すことからはじめてみましょう。

 

あなたが、いちばん好きな自分は何をしているときの自分ですか?

 

何をしているときが、いちばん自分らしい自分だと思いますか?

 

これらをよく自問してみてください。

 

この質問の答えのなかに、あなたが充実できることを見つける方向性が隠されています。

 

何をやっていても、その自分に同意できなければ自己矛盾を生むわけですから、いちばんいいのは、「好きな自分になる」ことです。

 

それが何であれ、それをしていると「ああ、自分らしいな」と思えることのなかに、自分かいちばん輝ける道かあるものです。

 

あなたが輝いているとき、パートナーを探している男性は、その輝きに魅力を感じます。

 

これはけっして容姿のことではありません。

 

あなたの内側からあふれ出てくるエネルギーのことであり、積極的な波動のことです。

 

できる男は評価を求める

 

あなたは、当然のように自分のパートナーになる男性には「できる男」を求めているはずです。

 

社会的に信頼されていて、仕事ができる男です。

 

涼子も、彼が「できる男」だからこそ魅力を感じたわけです。

 

ところが、涼子の夫は、彼女に対する不満をこう言いました。

 

「私は妻がもっとちゃんとしている女だと思っていたんです。それなのに、いつも『自分、自分』で、自分のことばかり。

 

私の仕事がどれほど忙しいかなど考えてもいない。

 

なんで、こんなに自己中心なんですかね? 女っていうのはみんなそうなんですか?」

 

これと同じようなことを、膨大な数の男性たちが言われます。

 

女性のみなさん、残念ながら、男にとっては多くの女性の要求は、きわめて自己中心に思えてならないというのが現実なのです。

 

男が正しいという意味ではありません。

 

これは男と女の傾向の違いからくる、典型的な「すれ違いの現実」だと理解してください。

 

忙しく働いている男たちにとって「さびしい」とか「なんでメールに返事をくれないの」とか「どうして電話をちゃんとしてこないのか」とか、そういうパートナーからの要求が、あまりにも低次元で自己中心的だと思えてしまうのです。

 

「それがそんなに大事かよ!」と。

 

女性は「一緒に〜したい」という「共有願望」が強いため、パートナーがいるのに「自分一人で生きているように感じられる」という感覚は大敵です。

 

自分が彼にとって大切な存在で、つねに「顧みられている」と実感するとき、安心することができるのです。

 

ところが、男という生き物は本能的に「征服欲」が強い生き物です。

 

仕事ができる男というのは、自分に与えられた職務に対して積極的に取り組む挑戦者の気持ちを強く持っています。

 

それはほかでもなく「征服欲」が強い証拠です。

 

これがないと、ストレスに弱く、嫌なことがあるとすぐに仕事を休んだり、弱音を吐いたり、心のバランスを崩したり、ニートになってしま
ったりします。

 

こういう男性には、男としての魅力を感じないはずです。

 

つまり、女性にとって魅力を感じる「頼れる」男性は、基本的に男の本能的傾向である「征服欲」がさかんな男ということになります。

 

征服欲が強いからこそ、仕事に打ち込みます。

 

だからこそ、与えられた仕事から逃げ出さずに、帰宅が遅くなろうが、彼女や妻との連絡がおろそかになろうが、休日にデートできなくなろうが、お構いなく、必死で仕事をこなして自分の実力を十二分に発揮しようと突き進むわけです。

 

その状態は男にとっては健全です。

 

それこそがパートナーのためなのです。

 

そうでないことは「弱い男」であることを意味します。

 

強い男として社会で戦い、社会的な信頼を得て、少しでもいい給料をもらい、いい立場になる。

 

これこそ、妻のため、家庭のためなのです。

 

だから強い男というのは、必然的に「家庭を置き去りにしやすい」という傾向があるのです。

 

これは彼らにとってはちっとも悪いことではありません。

 

これを彼らは「すばらしいこと」だと思っています。

 

ところが、そんな自分に対して「なんてメールにすぐ返事をくれないの?」などと文句を言うパートナーには、「なんでこんなに頑張ってる俺を評価できないんだ!」という不満だけが募ります。

 

しかも、彼女たちの不満や要求は、ほとんど「小言」のようにしか聞こえません。

 

先ほど言いましたね。[それがそんなに大事かよ!]と。

 

だから、男は評価を求める生き物だということをよく覚えておくといいでしょう。

 

仕事ができる男とは、誰よりもパートナーから、自分の働きを褒めてもらうことこそを求めています。

 

寄りかかる女はドン引きされる

 

さて、相手を評価してあげられるという心の状態は、自分のことでいっぱいいっぱいになっていないという状態なのです。

 

心に余裕があるということです。

 

自分のさびしさや不安にばかり目がいっていれば、当然のことながら、相手が自分に何をしてくれるかばかりに気をとられ、相手の足りないところばかりに目がいきます。

 

彼の帰りが遅かろうと、メールの返信がなかろうと、そういうことにあまり影響を受けずにすむためには、彼からしてもらいたいことよりも、自分が何をすべきかに意識が集中している必要があります。

 

これは、相手のために何ができるかを考えるということで、自分が相手の役に立とうと考えるということですよね。

 

当然、彼もそう考えるべきなのですが、彼がそれをできていないからといって、それが彼への不満になってしまうなら、自分がなすべきことよりも、相手から求めている度合いが圧倒的に強いということになります。

 

ようするに、自分が相手から「してもらう」ことをつねに求める状態です。

 

これこそが、断続的に欲求不満におちいる最悪な心のあり方です。

 

相手が、つねに自分の感情にぴったりくる行動をとることなど、ほとんどありえないわけですから。

 

あなたが求めている「できる男」は、評価を求めています。

 

それができるのは、彼の努力や活躍、あるいは実力を、客観的に認めてあげられる余裕のある女です。

 

ところが、常に求める状態におちいってしまうと、そんなことよりも、彼が「してくれない」ことのほうが気になってしまいます。

 

ですから、「できる男」が、職場という戦場で、大きなプロジェクトや億単位の予算の大仕事などで奮闘している忙しいまっただ中に、[夕飯食べるって言うからつくってるのに、なんで連絡もくれないの?]などというメールが届くのです。

 

彼にしてみれば「なんでやねん!」となります。

 

「俺は億の仕事で大事なときなんだ。電話をし忘れたことくらい、自分のプロジェクトに比べたらどうってことないだろ!」

 

けれども、こんなことを口に出そうものなら、女性は「私は大事じゃないっていうの?」と失望をぶつける結果となって、その後は大喧嘩というバターンですね。

 

彼女は「私のことを大切だと思っているなら、こんなことくらいしてくれなければおかしい!」と感じています。

 

そんな小さなことさえできないなら「大切にされている」という実感など味わうことはできないというのです。

 

もしあなたが30代に突入し、あるいは40代に入っている「できる男」をパートナーとして求めているなら、とにかくこれはダメです。

 

常に求める状態からいますぐ脱却することを決めてください。

 

相手が何をしてくれるかよりも、自分が何をすべきかを、つねに考える習慣を身につけてください。

 

自分に対する愛情を相手が証明してくれることを求める傾向というのは、「相手によって幸せにしてもらう」という他力本願な姿勢です。

 

こういう寄りかかる女性を、男は「重く」感じてしまいます。

 

「こんな小さいことが、なんで『おおごと』になるんだよ……。やってられない……]

 

これは男たちの本音です。

 

「俺の行動を批判してばかりで、ほかにないの、考えることが……?」

 

多くの男たちが、こんな不満を言っています。

 

重い女は必ずドン引きされます。

 

もちろん体重の話ではありませんよ。

 

女らしさは保証を求める

 

ところが、これがなかなか女性には難しい。

 

本能的な傾向として共有願望が強い女性という生き物は「一緒に生きている実感」を求めてやまない生き物です。

 

彼が、どんなに忙しいかなどは頭では理解できています。

 

涼子にしても、頭ではよく理解していましたよ。

 

でも、心がついてこないのです。

 

「一緒に生きている実感」を感じることができなかったからです。

 

頭では理解できても、それを「実感する」ためには、自分が彼のなかでいちばん大事なところに存在しているという確かな手応えが必要です。

 

そうでなければ安心できません。

 

自分が彼にとってのナンバーワンだからこそ「安心」できるわけです。

 

「安全欲求」とでも名づけようかと思います。

 

女性は、本能的に安全を求めてやまない生き物でもあります。

 

考えてみれば当たり前です。

 

自分よりも大事な人がほかにいるとなったら、そのパートナーシップは破綻します。

 

女性の「共有願望」は、自分が大切にされている実感が薄れてくると、その証拠を求めてしまうという行動になって表れてきます。

 

安心を得るためです。

 

自分を大切にしてくれている証拠というのは、ようするに「彼が私のために何をしてくれたか」ということなのです。

 

自分がそれを実感できる「何か」をしてくれたかどうか、なんですね。

 

たとえぼ。彼が人忙しの仕小の最中、わざわざ自分のために大事な仕事の予定を変更してまで食事に連れていってくれた。

 

となると、自分と食事をするために、彼が支払った犠牲が尊く感じられ、「ああ、私はそこまで大事にされてるんだな……」と実感します。

 

しかし、あまりにも忙しく、デートする時間さえなければ、「私のことはどう思ってるの?」と不安を感じるというわけです。

 

よくあることですよね。

 

女性たちは、つねに自分が安心を感じられることを「彼が自分の願っているタイプのことをしたかどうか」で測っているのです。

 

これはじつに多くの女性に見られる典型的な傾向です。

 

私はこれこそ「女らしさ」の一面であると思っています。

 

ですから、前述したように、自分の幸せは相手次第という他力本願的な状態になりやすいといえます。

 

彼が自分のために支払った犠牲次第ということになってしまうのです。

 

彼の行動や、自分のための犠牲の重さを測って、それによって彼にとっての自分の大切さを認識するという方法ですね。

 

ほとんどの女性がこの罠にハマります。

 

女らしさを魅力に変えるコツ

 

女性は一般的にこの傾向が強いからこそ、そうならないための対策が必要です。

 

それこそが、「一人の人生」を充実させ、それを満喫することなのです。

 

自分自身で充実した人生を歩む術を知らないと、つまり「やることがない女」は、とにかくこれにおちいりやすいので気をつけてください。

 

彼とは関係なく、自分のことを自分で大切な存在だと思えなければなりません。

 

彼がそれを口にしなくても、私ほどの女性が彼にとってどうでもいいわけがない、と思えるべきなのです。

 

だから、自分がいちばん好きな自分になることが大切なのです。

 

彼がいないと人生を満喫できないなんて勘違いしていませんか?

 

パートナーがいないと、女の価値がないなんて思っていませんか?

 

あるいは、もう妊娠のタイムリミットだから、このままいくと子どもを諦めないといけない、と悲観していませんか?

 

子どもがいなければ人生は不幸なのですか?

 

そんなことはありません。

 

人は精神的な生き物なのですから。

 

 

「好きな人との結婚はしない その@」につづく >>