恋愛と結婚は別物なんですよ。その@

恋愛と結婚は別物 その@

結婚体質をつくる

 

結婚したいなら、いまから準備。これにまさる道はありません。

 

本当は学校で、結婚するための授業をやったほうがいいくらいなのです。

 

結婚のための準備というのは、いうまでもなく、結婚式の準備ではなく、結婚生活の準備のことです。

 

結婚生活の準備というのは何でしょう?

 

それは、いまのうちから「結婚体質」に体質を改善していくということにほかなりません。

 

独身の人は、みな独身モードで生きていますから、体質は完全に「独身体質」なのです。

 

食べたものが体に合わなければアレルギー症状となって、拒絶反応が出てしまいます。

 

同じように、結婚してから急に体質を変えようと思っても、「時、すでに遅し!」ということになります。

 

結婚したい人たちに「どうしてこの人と結婚したいの?」と聞くと、最も多い答えは「一緒にいたいから」というものです。

 

ところが、離婚したい人に「どうして離婚したいの?」と聞けば、「一緒にいたくないから」と答えます。

 

結婚したいという気持ちは、長くはつづかないものなのです。

 

気持ちだけで結婚すると、気持ちの変化とともに、その人と一緒にいる理由も失せてしまうことになってしまいます。

 

そもそも、結婚は気持ちのうえに成り立つものだと考えているとしたら、あなたは結婚には向いていません。

 

結婚するというのは、気持ちを超えたものです。

 

これを理解していないと、結婚してもうまくいきません。

 

これこそが、結婚体質に改善するために理解しておくべき第一歩です。

 

あなたも過去に恋愛の経験があるでしょう?

 

誰かを好きになって、あとで気持ちが冷めてしまった……というようなことが。

 

そういう体験があればよくわかると思いますが、気持ちは変わるものです。永遠ではないのです。

 

ですから、一緒にいたいという「気持ち」が結婚の動機になってしまうと、気持ちが冷めたときに、その人と一緒にいる理由もなくなってしまうのです。

 

「結婚したい!」で暴走しない

 

30代あるいは40代で、結婚したいのにまだ実現していない、という人たちのほとんどは、「とにかく結婚したい」という「欲求」が結婚の動機になってしまっています。

 

これは「ディズニーランドに行きたい!」というのと同じレベルの欲求です。

 

一緒にいたいというのも、もちろん欲求ですが、相手がいることなので、その人と一緒にいたいという気持ちが強く関与しています。

 

しかし、相手がいないのにも関わらず単に「結婚したい」と言っているのであれば、それは特定の相手への気持ちというよりも、結婚に対する憧れからくる「欲求」なのです。

 

私は、化学調味料を体に入れると具合が悪くなる体質なので、食品を買うときは成分表をしっかりと確認するように心がけています。

 

いわゆるジャンクフードは、もう何年も囗に入れない生活をしてきました。

 

ところがある日、以前よく食べていたファストフードのハンバーガーが無性に食べたくなってしまったのです。

 

それを食べると、私の体は反応を起こしてしまうことを知っていながら、なぜかどうしても食べたくなって、もうそれを食べることが、自分を満足させてくれる最大のごほうびだと思われるほどの欲求にとりつかれてしまいました。

 

とある仕事先からの帰りに車を走らせていたのですが、お目当てのハンバーガー屋さんがある場所まで、わざわざ帰り道を変更して、そのハンバーガーをケットしてかぶりつきました。

 

するとどうでしょう。しばらくすると私の体は案の定反応してきて、激しい頭痛に襲われてしまったのです。

 

それにしても、このときの痛みは尋常ではありませんでした。

 

何年ぶりかのことだったので、体がびっくりして、よけいに強い反応が出てしまったのでしょう。

 

(誤解なく言っておきますと、べつにファストフードのハンバーガーが悪いと言っているのではありません。これは私の体質の問題です)

 

自分のことでお恥ずかしいかぎりですが、「やりたいからやる」というのは、きわめて自制を欠いた幼稚な行動であるといえます。

 

「結婚したい」というのも、これと同じ「欲求」です。

 

私はこのとき、「ああ、何年も食べてないあれが食べたい!」という強い欲求に従って行動してしまった結果、ひどい痛みを刈り取ることになり圭した。

 

もっと冷静に、そのときの強い「欲求」に支配されることなく、自分にとって何かよりよい行動であるかをしっかりと見定めて、よい結果を刈り取るための行動を選択すべきだったのです。

 

同じように、「結婚したい」という強い欲求は、あなたの考えや行動を支配してしまいかねないほどに力のあるものです。

 

それがあなたにとってよい結果をもたらすとはかぎりません。もしかすると、それはあなたにとって頭痛の種になってしまうかもしれないのです。

 

気持ちと欲求を見直す

 

ですから、結婚したいという強い欲求には用心してください。

 

なににつけても「したいからする」が行動の動機になってしまっているのは、よいはずかありません。

 

したくてもしないほうがいいことなんて、生きていればいくらでもあるわけですから。

 

結婚すれば、したいことができなくなり、したくないことをしなければならなくなります。

 

結婚というのは、一人で生きていくことをやめることですから、一人の生活に別れを告げることで
す。

 

「それこそ私が願っているもの!」と早合点しないでください。

 

そう思うのは、あなたがきっとさびしがりやだったり、なんとなく人生に悲哀を感じていたり、ずっと一人なのかな、という漠然とした不安を抱えていたりしていて、誰か寄り添う人がほしいという願望が心に満ちているからでしょう。

 

これこそ「願望」という名の強い欲求ですね。ご用心、ご用心。

 

結婚したいという願いを持つことが悪いのではありません。

 

食べたいという食欲が悪いものではないのと一緒です。

 

しかし、その欲求が強いばかりに判断を誤ってしまうと、痛い目を見ることになるわけです。

 

結婚したいなら、まずは、自分の体を結婚体質にすることです。

 

何から于をつければいいのかといえば、ズバリ、結婚したいという強い「願望」と、一緒にいたいという「気持ち」を捨てることです。

 

結婚をゴールにしない

 

「ええ?! そんな無茶な……」と思うかもしれませんね。

 

結婚願望がある人に、結婚したいなんていう願望を捨てなさい、と言ったところで、「はい、わかりました」なんて丸くおさまるわけがありません。

 

それに私は、このサイトを見てくださっているあなたが「結婚したくない人」になることを目的に、これを書いているのではありません。

 

その点をぜひとも正しく理解してください。

 

くり返しますが、結婚したいという「願望」そのものが悪いのではありません。

 

食欲そのものが悪いものではないのと同じです。わかりますよね。

 

ただ、食欲も自制がきかなくなると大変なことになります。

 

つまり、願望も欲求も、正しく理性によってコントロールされなければいけないということなのです。

 

「結婚したい上という強い願望と欲求は、あなたの冷静な判断力を狂わせてしまうほどの破壊力を持っています。

 

しつこいようですが、結婚したいという健全な欲求に問題はありません。

 

しかし、その願望に支配されてしまってはいけないのです。

 

結婚することが、「結婚したい」という願望の実現だとすると、結婚そのものが目的でありゴールになってしまいます。

 

これがいけないと言っているわけです。

 

結婚というのは目的でもゴールでもありません。

 

それは、まったく新しい生活のスタートなのです。

 

ですから、そこからはじまるその先のことについて、しっかりと準備し、まったく新しい「結婚生活」というものに対応できる「体質」をいまからつくっておくことこそが大切なのです。

 

 

 

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